ボトックスならココ!しわ取り&小顔で評判のクリニック集めました
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ここでは、ボトックス注射による副作用や後遺症、施術の失敗例等を紹介します。
ボトックスは厚生労働省に認可されている薬剤なので、副作用は基本的に現れません。ただし、ボトックス注射を打つ部位や注入量によっては副作用が起こる可能性もあるので注意が必要。国内臨床試験によると、眉間のしわにボトックス施術を打った578人のうち、188人(全体の32%)に副作用が現れたというデータもあります(※)。とくに起こりやすいと言われている代表的な副作用は以下の3つです。
※参照元:[pdf]医薬品医療機器総合機構/医薬品インタビューフォーム(2020年6月)
一般的に「ボツリヌス菌製剤を注入する施術=ボトックス注射」というイメージが根付いていますが、これは間違いです。
ボトックスは米国アラガン社の登録商標であり、日本国内でボトックスの商標使用が認められているのは、アラガン・ジャパン株式会社とグラクソ・スミスクライン株式会社のみ。そのほかの会社で開発されたボツリヌス菌製剤を注入する場合、正式にはボトックス注射ではありません。
副作用発症率が全体の30%ほどで、アレルギーや重度の副作用はないことが分かっているのはボトックスに限った話。ボツリヌス菌製剤の場合、その種類によっては酷い頭痛や吐き気、アレルギー、腫れなど、重度の副作用が現れる場合もあるようです。施術を受ける前にしっかりとボツリヌス菌製剤の種類を確認しておくことをおすすめします。
ボトックス注射で使用される注射針もまた副作用を起こす要素の1つです。副作用の内容は、施術箇所の疼痛や熱っぽさ、腫れや内出血など。これらの副作用が落ち着くまでの期間は平均1~4週間です。
また、副作用だけでなく感染症や後遺症などを併発する可能性もあります。ひきつったような感覚が残る後遺症は、注射針による組織損傷が原因です。感染症は、針が衛生なものでなかった場合に起こります。
これらはボトックスそのものの副作用ではありませんが、術後の副作用を極力避けたいなら「施術で使用される針の細さ」と「施術器具の衛生管理面」はおさえておきたいポイントです。
ボトックス注射で組織細胞を傷つけてしまったり、注入量が多すぎて筋肉の収縮機能がうまく働かなくなったりすると、「眼瞼下垂」や「局所顔面神経麻痺」などの後遺症が残ります。眼瞼下垂は、まぶたが開きづらくなる、もしくは開かなくなる後遺症。局所顔面神経麻痺は、ボトックスを打った箇所とその周辺の筋肉が麻痺して動かなくなる後遺症です。
安全なボトックス注射を受けるために、高品質なボトックスを使用しているかどうかはもちろん、施術を担当する医師の技術も確認しておきましょう。後遺症のリスクを回避するには、実績や口コミを参考にした慎重なクリニック選びが欠かせません。
美容施術の中でも手軽なイメージが根付いているボトックス注射ですが、副作用や失敗例に目を通してみて「ちょっと怖いかも…」と感じた人もいらっしゃるでしょう。ボトックス注射はメスを使った手術に比べると負担が少ないですが、あくまでも美容施術。
副作用や後遺症を防ぐためには、ボトックス注射を受ける前にはしっかり下調べを行い、信頼のおけるクリニックを探しましょう。
次のページにボトックス注射の対応をしてくれる医師が在籍するクリニック情報をまとめているので、施術を受けるクリニック選びの参考にしてみてください。
実績・ドクターの腕で選ぶならココ!医師の在籍するクリニックまとめ
ボトックス注射は、施術者が目視で筋肉の状態を見極めて、注射を打っていきます。そのため、施術者の技量によっては左右差ができてしまうことも。
人の顔は左右で筋量が違うため、左右対称ではないことがほとんどです。注射箇所によってボトックスの量を調節する必要がありますが、施術者の技量によっては正確に左右の形が揃えられないことがあります。
ボトックス注射は表情筋に働きかけるため、眉間や額に施術する際に注入量のバランスを間違えると眉がつり上がってしまいます(スポック・ブロー)。眉の内側と外側でボトックスが効く強さが異なり、眉尻が不自然に上がってしまった状態です。
額の外側の注入量を若干多くしたり、眉間と眉尻にボトックスを追加したりするなどの調整で防げます。腕の良い施術者を選んだうえで「ボトックス注射を受けることでどうなりたいか」についてしっかりと話し合っておくことが大切です。
ボトックス注射をする場所を誤ったり、作用が強すぎたりすると、表情筋の動きが妨げられて表情がこわばってしまうことがあります。
たとえば、ほうれい線への誤ったボトックス注射。本来、ほうれい線はボトックス注射による改善は望めません。にもかかわらず、ほうれい線の改善のために小鼻横にボトックスを注射すると、口周りの筋肉の動きが抑制されて、笑顔が不自然になってしまいます。
他にも場所によっては、目や眉、頬、口などに影響して表情がつくれなくなる可能性があるので注意が必要です。
瞼が垂れ下がって視界が狭まった状態を眼瞼下垂と言います。
ボトックス注射の部位や注入量を誤ると、瞼を上げるのに必要な筋肉の動きが抑制されて、眼瞼下垂がより顕著になることも。もともと眼瞼下垂の症状がある人は、ボトックス注射を受けられないケースもあるでしょう。
見た目だけでは眼瞼下垂と判別しにくい「隠れ眼瞼下垂」の人もいるため、施術を受ける際には医師との入念な確認が必要です。
ボトックス注射の施術後に嚙む力が弱まったり、噛み心地に違和感を感じることがあります。ガミースマイルやエラ張りの改善などを目的としてボトックス注射をおこなう場合、注入量によっては、噛むために必要なあごの筋肉に影響を及ぼしてしまうためです。
施術後数日は食べ物を噛みにくくなりますが、時間とともに消える一過性の症状であり、長期的な支障は出にくいでしょう。
ボトックス注射を打つならココ!
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3選 in 東京
東京にある厚生労働省認可の「ボトックスビスタ」を使用しているクリニックの中から、ボトックス認定指導医が施術を手掛けているクリニックをご紹介!
各クリニックの価格と特徴を調べました。(2017年10月調査時点)※価格は、2021年10月の情報です。
麻布ビューティクリニック
眉間 | 25,000円 |
---|---|
目尻 | 30,000円 |
小顔 | 60,000円 |
自由が丘クリニック
眉間 | 50,000円 |
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目尻 | 50,000円 |
小顔 | 200,000円 |